wiz.code

外部からの接続

仮想マシンの外から接続

Apacheのインストールと起動が完了。 ここで、PHPやASP.NETの準備の前に、ホストコンピュータ(Hyper-Vを実行しているWindows10)から、仮想マシン(CentOS)のApacheにアクセスできるか確認します。

ホストコンピュータ上のブラウザ

接続不可・・・。 あれ、ちゃんとIPでアクセスできるよな…。

仮想マシン上のブラウザ

「localhost」やループバックアドレス(127.0.0.1)ではなく、CentOSに割り当てたIPアドレスで接続してみる。

うん、CentOS内なら問題なし。

ホストコンピュータからPING

ホストコンピュータと仮想マシンのネットワーク接続の疎通確認のため、PINGを打ってみても…応答してますね。

ということは、仮想マシンからCentOSまではパケットが届いていると考えられるので、CentOSからApacheまでの経路の問題。 OSからプログラムまでの経路が遮断されているとすれば、ファイアウォールかな。

CentOSのファイアウォール

CentOSでファイアウォールの設定を確認します。 アプリケーションの「諸ツール」の中に「ファイアウォール」があったので選択。

サービス「http」にチェック

・・・・・。

これはよくわからないぞ・・・。 ゾーンは「public」で、サービスの「http」にチェックをつければいいのかな?

設定変更のための認証

「認証が要求されました」ときたので、パスワード入力。 認証したら、「http」にチェックが付きました。

ホストコンピュータ上のブラウザ

改めてホストコンピュータで仮想マシンのApacheに接続試行。

お。 つながった♪

ファイアウォールの設定方法をもう少しいじってみたいけど、ヘタに設定間違えるとセキュリティホールになるからなぁ。 とりあえず、現状でどのサービスにチェックがついているかだけ確認しておきます。

  • dhpcv6-client
  • ssh

自分でチェックした「http」以外に、上記2つにチェックがついていました。 「dhpcv6-client」は、DHPCのことだよね・・・。 DHCPは使っていないので、これはチェックをはずしておこう。

「SSH」は、セキュアシェル(Secure SHell)ですね。 CUIにリモートで接続するためのプロトコル。 こっちはチェックを残しておきます。 あとで接続できるか確認してみましょう。

この章のまとめ

  • 外部コンピュータからApacheなどのサービスに接続するには、ファイアウォールでポートを開けなければならない。
  • dhpcv6-clientとsshは既定でポートが解放されている。